2026年度(令和8年度)調剤報酬改定の内容に準拠

服用薬剤調整支援料1

公開日2026/05/28

最終更新日

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服用薬剤調整支援料1の点数

服用薬剤調整支援料1は、6種類以上の内服薬が処方されている患者について、保険薬剤師が処方医に対して文書を用いて減薬の提案を行い、その結果、当該患者に調剤する内服薬が2種類以上減少した場合に算定する点数である。調剤報酬点数表の「区分14の3」注1に規定される。

令和8年度改定において、服用薬剤調整支援料1の点数及び算定要件に変更はない

項目令和6年度(改定前)令和8年度(改定後)主な変更点
服用薬剤調整支援料1125点(月1回)125点(月1回)変更なし

算定上の注意点

  • 月1回に限り算定する。
  • 内服薬の種類数が2種類以上減少し、その状態が4週間以上継続した場合に算定する。
  • 減少した2種類のうち、少なくとも1種類は当該保険薬局の保険薬剤師が提案したものであること。
  • 特別調剤基本料Bを算定している保険薬局は算定できない。

関連項目

算定要件の要約

背景

高齢化の進展に伴い、複数の疾患を有する患者が増加し、多剤併用(ポリファーマシー)が問題となっている。多剤併用は副作用のリスク増加、服薬アドヒアランスの低下、残薬の発生等につながる。服用薬剤調整支援料1は、保険薬剤師が薬学的見地から減薬の必要性を検討し、処方医に提案を行い、実際に内服薬が減少した場合を評価するものである。

令和8年度改定において、本加算の基本的な枠組みに変更はない。

要点

  • 内服を開始して4週間以上経過した内服薬が6種類以上処方されている患者が対象。
  • 保険薬剤師が、患者の意向を踏まえ、服薬アドヒアランス及び副作用の可能性等を検討した上で、処方医に減薬の提案を行う。
  • その結果、当該保険薬局で調剤している内服薬が2種類以上減少し、その状態が4週間以上継続した場合に算定する。
  • 減少した2種類のうち、少なくとも1種類は保険薬剤師が提案したものであること。

算定要件の詳細

施設基準

なし

施設基準以外の算定要件

算定上限回数

月1回に限り算定する。

対象患者

内服を開始して4週間以上経過した内服薬6種類以上を当該保険薬局で調剤している患者。

算定条件

当該保険薬局の保険薬剤師が、患者の意向を踏まえ、服薬アドヒアランス及び副作用の可能性等を検討した上で、処方医に減薬の提案を行い、その結果、当該保険薬局で調剤している内服薬の種類数が2種類以上(うち少なくとも1種類は当該保険薬局の保険薬剤師が提案したもの)減少し、その状態が4週間以上継続した場合に算定する。

内服薬の種類数の計算方法

  • 屯服薬は種類数に含めない
  • 服用を開始して4週間以内の薬剤は、調整前の内服薬の種類数から除外する。
  • 錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤及び液剤は1銘柄ごとに1種類として計算する。

減少した種類数に含めない場合

調剤している内服薬と同一薬効分類の有効成分を含む配合剤及び内服薬以外の薬剤への変更を保険薬剤師が提案したことで減少した場合は、減少した種類数に含めない。

薬剤服用歴等への記載

  • 処方医へ提案を行う際に、減薬に係る患者の意向提案に至るまでに薬学的見地から検討した内容を薬剤服用歴等に記載する。
  • 保険医療機関から提供された処方内容の調整結果に係る情報は、薬剤服用歴等に添付する等の方法により保存しておくこと。

調剤報酬明細書への記載

保険医療機関名及び保険医療機関における調整前後の薬剤の種類数を調剤報酬明細書の摘要欄に記載すること。

再算定の要件

当該保険薬局で服用薬剤調整支援料1を1年以内に算定した場合においては、前回の算定に当たって減少した後の内服薬の種類数から更に2種類以上減少したときに限り、新たに算定することができる。

参照すべきガイドライン

患者の服用する薬剤の副作用の可能性の検討等を行うに当たっては、以下のガイドライン等を参考にすること。

算定できない場合

  • 特別調剤基本料Bを算定している保険薬局

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服用薬剤調整支援料1についての原文

他年度の改定内容

監修者のご紹介

山田 輝(やまだ ひかる)

監修者:山田 輝(やまだ ひかる)

メドピア株式会社 医療機関支援プラットフォーム事業推進部 セールスグループ グループリーダー 薬剤師

6年制薬学部を卒業後、調剤現場を経験。「現場の外側から医療業界を支え、薬剤師の社会的地位向上に貢献したい」という考えからメドピア株式会社へ入社。入社当初より、「kakari」を通じて薬局運営に伴走。現在は病院向け予約システム「やくばと病院予約」を主軸に、医療アクセスの改善や医療機関の健全な経営支援に向き合っている。現場で培った薬剤師としての視点と感覚を糧に日々業務にあたっている。

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